決勝トーナメント進出を決めている世界ランク16位の日本は79-71でロンドン五輪銀メダルで同4位のフランスを破り3勝2敗としたが、A組4位にとどまり、16日の準々決勝ではB組1位で5連覇中の米国と対戦することが決まった。

 日本は勝ち点8でトルコ、フランスと並んだが、当該チーム同士の得失点差で劣り同組4位となった。3位以上になるには、13点差以上の勝利が必要だった。

 日本は前半、本川紗奈生(24=シャンソン化粧品)の17得点などで40-32とリードして折り返した。第3クオーター(Q)序盤で一時追いつかれたが、近藤楓(24=トヨタ自動車)の3点シュートなどで再び引き離し、吉田亜沙美(28=JX−ENEOS)の3点シュートで63-54と9点リードして第4Qに入った。

 第4Q序盤に大黒柱の渡嘉敷来夢(25=シアトル・ストーム)が4ファウルとなり出場時間が制限される状況となった。それでも吉田のシュートなどで点差をキープ。10点リードの残り18秒から攻撃権があったが得点できず、フランスにフリースローの得点を与えて終了した。