男子走り高跳びで五輪2大会連続出場となった衛藤昂(30=味の素AGF)が今季限りでの引退を表明した。記録は2メートル21。2メートル25を3回失敗し、決勝には進めなかった試合後、「集大成としては変わりはない。18年間高跳びをやってきたが、最後に最高の舞台で試合をできた」と話した。地元である三重国体の出場を視野に入れるが、選手生活は今季で終える。

自己記録は2メートル30。世界選手権にも3度出場した。「出るので精いっぱいでしたが、日本を代表して跳べたことは光栄なことだった」としみじみ話した。