女子5000メートル決勝で20歳の広中璃梨佳(日本郵政グループ)が、日本記録を16年ぶりに更新した。

14分52秒84をマークして9位。福士加代子が05年に記録した14分53秒22を塗り替え「いろいろな形の支えを借りながら、日本新記録を樹立できたのは、1歩前進だったかなと思う」と喜んだ。レース中にはトレードマークの帽子を脱ぎ捨て「最後まで諦めない気持ちで捨てて『ここからだ』と、自分でかみしめて走りました」。今大会は1万メートルにも出場を予定しており「どんな時でも、気持ちで負けないスタイルでいきたい」と力強く意気込んだ。