東京五輪女子マラソン代表の一山麻緒(24=ワコール)、鈴木亜由子(29=日本郵政グループ)、前田穂南(25=天満屋)の3人が、7日の本番に向けて意気込みを語った。

19年MGC優勝の前田は、本番を3日前に控えた緊張感もあってか、表情が硬いようにも感じられた。開口一番、「調子は上がっている。自分のパフォーマンスを出したい」と口にしたものの、直前の合宿での調整は「順調ではなかった」とぽつり。5月のテスト大会(ハーフマラソン)は5位にとどまった。そのときと比較して「走りの感覚としては、だいぶ戻っている感覚がある」。自らを勇気づけるように話した。