ホーム 東京オリンピック2020 野球・ソフトボール ニュース RSS ソフト金たぐり寄せた神ゲッツー!三塁手がはじいた打球を遊撃手がキャッチ [2021年7月27日23時23分] 日本対米国 4回表日本2死一、三塁、先制の適時内野安打を放ちヘッドスライディングを見せた渥美(撮影・河野匠) <東京オリンピック(五輪):ソフトボール・日本2-0米国>◇27日◇決勝◇横浜スタジアム 日本が大会無失策で頂に立った。象徴的なシーンは2点リードの6回1死一、二塁。米国の3番チデスターの三遊間への強烈なライナーを三塁手山本優(32=ビックカメラ高崎)が左手首に当て、浮いたボールを山本の後方に回り込んでいた遊撃手の渥美万奈(32=トヨタ自動車)がつかんだ。すぐさま二塁へ転送して“神ゲッツー”が完成。宇津木監督は「ずっと準備してきて日本は守備が一番。守備が世界でNO・1ですから」とたたえた。三塁手の山本は4番として攻守でけん引した。帽子(サンバイザー)なしでプレーし、黒髪をなびかせた。帽子をかぶるかどうかは個々の自由。「理由は特にないんですけれど、邪魔だからですかね?」と笑う。通常の代表戦ではスポンサーロゴの関係もあり、守備時も帽子が必須だったが、五輪には、それがないためかぶっていないという。ハツラツとした動きで、堅い守備で強力投手陣を支えた。