フェンシング元日本代表監督が、東京五輪男子エペ団体で日本初の金メダル獲得を絶賛した。2日のTBSテレビ系情報番組「あさチャン!」で、北京、ロンドン大会で監督を務めた江村宏二氏へのオンラインでのインタビューがVTR放送された。江村氏は「日本のフェンシングの歴史を塗り替える、本当に快挙だと思います」と話した。

これまで外国勢にはね返されてきたが「外国の選手と当たると、デカイし、びびってしまったりする。日本は勝てない、心の中でなかなか勝てないというのが、正直なところあったんです」と振り返った。

特にエペの壁は厚かったという。「日本と違ってエペだけの専門のクラブがある。日本はフルーレの種目に特化していた。どうしてもエペで活躍する場面が非常に少ないのが現実」とも話していた。それだけに金獲得を絶賛となった。