23日夜に行われた東京オリンピック(五輪)の開会式で、大会名誉総裁を務める天皇陛下が開会宣言を述べられた際、隣に座っていた菅義偉首相や小池百合子都知事らが当初着席したままだったことに、SNS上などで疑問の声が上がっている。

陛下は「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」と宣言された。起立して宣言を始められたが、その際は首相も小池氏も着席したままだった。事態に気づいたとみられる小池氏がまず立ち上がり、続いて首相も促されるようにしてすぐに立ち上がった。その様子は、NHKのテレビ中継にも映っていた。

SNS上には「なめてるとしか思えない」「殿様気分」など、首相や小池氏への批判が出ている。