千葉・成田市では、祝福の懸垂幕発注でうれしい悲鳴をあげている。

東京五輪には成田市から男子体操の橋本大輝(19=順天堂大)と女子ボクシングフライ級の並木月海(22=自衛隊)の2人が出場しているが、その2人がそろってメダリストになり、2日は担当の市スポーツ振興課では対応に追われた。

現在、市庁舎にはそれぞれの「オリンピック出場おめでとう」の懸垂幕が掲示されているが、橋本の団体銀と個人総合金について新たな懸垂幕2本を発注したばかり。

「五輪出場だけでもすごいことなのに成田市出身の2人がメダル獲得できるなんて夢みたいです。市庁舎の壁がにぎやかになりますね」と話し「3日の体操で種目別の鉄棒、翌4日にはボクシングの準決勝。こちらは何色のメダルになるのか…楽しみです」と担当者は声を弾ませた。

ちなみに祝福の文言にかんしては「それは垂らしたときにみていただきたい。できあがるまでには1週間ぐらいはかかりそうです」と話した。