日本の松山英樹(29=LEXUS)は4バーディー、2ボギーの69で初日を終えた。ホールアウト時点で首位と6打差となっている。

1番、2番はともにパーとし、3番で3メートルを沈めて初バーディー。5番でも1・5メートルにつけて2つ目のバーディーを奪うと、7番、8番でも連続バーディー。9番でスコアを落としたものの上位にしっかりとつけ、後半戦へと向かった。

後半は11番で2つ目のボギー。その後はパーセーブが続き、18ホールを終えた。松山は「スタートはうまくできたんですけど、なかなか9番以降は良いプレーができなかった。明日に向けてしっかり準備したい」と振り返った。

前半はショットとパッティングがかみ合い、一時は首位に1打差まで迫った。しかし、9番以降はショットが乱れ、思うようにバーディーチャンスにつけられず。「思ったようなショットが打てないと、スコアはなかなか伸びない」と話した。この日に向けて入念に整備されたコースについては「コンディションすごくいいと思います」と口にし「いいショット、パットができればスコアも伸びる。明日はチャンスに付けられるように頑張りたい」と意気込んだ。

松山は5月にメジャー、マスターズを制覇後、初の日本凱旋(がいせん)試合で、この日はコーリー・コナーズ(カナダ)、マーク・リーシュマン(オーストラリア)と同組で回った。もう1人の日本勢、星野陸也(25=フリー)もすでに初日を終えており、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71としている。