畑岡奈紗(22)は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で第1日を終えた。ホールアウト時点で12位となっている。

1番でティーショットを林に曲げて、いきなりボギーをたたいたが6番、8番とバーディーを奪って後半へ。10番で2つ目のボギーをたたくと、12番ではまたもティーショットを左ラフへ打ち込むミスが出て、3パットを喫してダブルボギー。しかし、ここから諦めずに14番で1メートル、15番で2・5メートルを沈めるなど16番まで3連続バーディーを奪ってスコアを戻した。

畑岡は「朝からティーショットがなかなかフェアウエーに運べなくて、チャンスよりピンチが多かったので、とにかく我慢してという感じでやっていました」と振り返った。初の五輪には「朝、(スタート前に)自分の名前がコールされてから緊張感がすごく強かった」といい、明日以降へ向け「今日の残り4ホールくらいでショットの感覚もだいぶ良かったので、それを3日間できればもっとチャンスにつけられるかなと思います」と意気込んだ。

畑岡は世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)と同2位の高真栄(韓国)とともに午前8時14分にスタート。日本勢は稲見萌寧(22)も出場しており、畑岡と同じく70でホールアウトしている。この他、今年の全米女子オープンを制した笹生優花(20)も母親の国籍であるフィリピン代表として出場している。