体操男子日本代表が4日、都内でメダリスト会見に臨んだ。団体総合銀メダルのメンバー4人は、前日3日の競技最終日に「運営スタッフの皆様 ありがとう 体操競技 日本選手団一同」と書いた日の丸のフラッグを掲げたことについて聞かれ、それぞれの思いを述べた。

個人総合を五輪史上最年少で制し、種目別鉄棒で個人2冠を成し遂げた橋本大輝(19=順大) この大会を通じて、日本の人の温かさを知れた。夜遅くまでボランティアの人や、いろいろな方が裏側で作業していただいたり、感謝してもしきれない。開催するにあたり、僕ら選手だけでは成り立たない。あらためて、支えられている。感謝の気持ちでいっぱいでした。

種目別あん馬で銅メダルの萱和磨(24=セントラルスポーツ) 「おめでとう」「頑張ったね」「応援してるよ」など言ってもらえ、ボランティアの方々のおかげであり、あとはすごく応援してくれていると感じていました。みなさんの理解があってこその五輪であると思いましたし、本当に感謝してもしきれない。五輪はすごいというのをいろんな方面から感じることができました。

跳馬などで団体銀メダルに貢献した谷川航(24=セントラルスポーツ) 選手が注目を浴びてしまいがちなので、ボランティアの方は見えないところでやっていただいている。そこを僕らが感謝しているということを伝えないと、気持ちが伝わらないのかなと思う。会う度に意識的に「ありがとうございます」という感謝を笑顔で伝えるようにしてました。

個人総合5位の北園 ボランティアの方に応援してもらい、助けてもらった。僕たちの演技で何か勇気づけられたらいいなと、そんな気持ちで演技してました。