東京五輪・パラリンピック組織委員会が24日、都内でIOCと合同で定例会見を開いた。高谷正哲スポークスパーソンの発表要旨。

◆誤通知 オリンピックの医療ボランティア約200人に対し、無観客に伴い活動がなくなった旨の連絡を誤って送信。謝罪した上で、この日中に新たな役割を提示。

◆明言せず 元首相で前会長の森喜朗氏が「名誉最高顧問」に就任する可能性が浮上していた件で「個別の人事についてはお答えすることは差し控えたい」。

◆否定 セネガル出身ミュージシャンが5月に差別で開会式への出演を取り消されたと訴えた件で「音楽パート自体、感染症対策や予算の関係で取りやめ全員に出演を断った」と説明。

◆静観 開会式でマスクを着用していない複数選手を確認も処分しない意向。

◆検査不備 選手村で毎日が義務の新型コロナ検査が、キット不足で滞った件で「当該国には翌日2回(朝と夜)の検査を要請し、頻度で公平性を保った」と帳尻合わせ。補充は完了。