ホーム 東京オリンピック2020 ニュース RSS 楢崎智亜は1ポイント差4位/スポーツクライミング男子決勝ライブ詳細 [2021年8月6日0時56分] <東京五輪:スポーツクライミング>◇5日◇男子複合決勝◇青海アーバンスポーツパーク 予選2位で決勝に進んだ楢崎智亜(25=TEAM au)が4位に終わった。 1番目のスピードでは順調に勝ち上がったが、決勝でつまずき、2位。2番目の得意とするボルダリングでは第1課題を難なくクリアするも、第2、第3課題は完登できなかった。それでも2位で迎えた最終のリードでは粘りを見せたが順位を落とした。 最終結果 順位選手名国名スピードボルダリングリード合計 (1)アルベルト・ヒネスロペススペイン1.007.004.0028.00 (2)ナサニエル・コールマン米国6.001.005.0030.00 (3)ヤコプ・シューベルトオーストリア7.005.001.0035.00 (4)楢崎智亜日本2.003.006.0036.00 (5)ミケル・マウェムフランス3.002.007.0042.00 (6)アダム・オンドラチェコ4.006.002.0048.00 (7)コリン・ダフィー米国5.004.003.0060.00 (-)バサ・マウェムフランス---- スポーツクライミング男子複合決勝、メダルを逃し悔しそうな表情を見せる楢崎(撮影・河野匠) スポーツクライミング男子複合決勝、メダルを逃し頭を抱える楢崎(撮影・河野匠) 金メダルのアルベルト・ヒネスロペス、銀メダルのナサニエル・コールマン、銅メダルのヤコプ・シューベルト(ロイター) スピード <準々決勝> ○アダム・オンドラ 7.44 VS バサ・マウェム(欠場) コリン・ダフィー フォルススタート VS ○アルベルト・ヒネスロペス ○楢崎智亜 6.11 VS ●ヤコプ・シューベルト 9.18 ○ミケル・マウェム 6.36 VS ●ナサニエル・コールマン 6.45 <5位-8位> ○コリン・ダフィー VS バサ・マウェム(欠場) ●ヤコプ・シューベルト 6.76 VS ○ナサニエル・コールマン 6.21 <準決勝> ●アダム・オンドラ 7.03 VS ○アルベルト・ヒネスロペス 6.56 ○楢崎智亜 6.02 VS ●ミケル・マウェム 7.05 <5位決定戦> ○コリン・ダフィー 6.35 VS ●ナサニエル・コールマン FALL <3位決定戦> ●アダム・オンドラ 6.86 VS ○ミケル・マウェム 6.47 <決勝> ○アルベルト・ヒネスロペス 6.42 VS ●楢崎智亜 7.82 スポーツクライミング男子複合決勝、スピード1本目のレースで勝利しガッツポーズを見せる楢崎(撮影・河野匠) スポーツクライミング男子複合決勝、スピード2本目のレースで先行する楢崎(撮影・河野匠) スポーツクライミング男子複合決勝、スピード3本目のレースで落下する楢崎(撮影・河野匠) スピード1位のアルベルト・ヒネスロペス(ロイター) ナサニエル・コールマンとコリン・ダフィーの5位決定戦(ロイター) ボルダリング 順位選手名国名#1#2#3最終結果 (1)ナサニエル・コールマン米国1T1z(1)1T1z(3)1z2T3z(4) (2)ミケル・マウェムフランス1T1z(1)1z1z1T3z(1) (3)楢崎智亜日本1T1z(1)1z1z1T3z(1) (4)コリン・ダフィー米国1T1z(1)1z1z1T3z(1) (5)ヤコプ・シューベルトオーストリア1T1z(1)1z1z1T3z(1) (6)アダム・オンドラチェコ1T1z(2)-1z1T2z(2) (7)アルベルト・ヒネスロペススペイン1z1z1z3z ※()内は完登アテンプト数 第1課題を完登した楢崎智亜(ロイター) 第1課題を完登したヤコプ・シューベルト(ロイター) ヤコブシューベルト(ロイター) 第2課題に挑戦する楢崎智亜(ロイター) 第2課題に挑戦する楢崎智亜(ロイター) スポーツクライミング男子複合決勝、ボルダリングの第3課題に取り組む楢崎(撮影・河野匠) スポーツクライミング男子複合決勝、ボルダリングの第3課題でホールドをつかみきれず落下する楢崎(撮影・河野匠) リード 順位選手名国名高度時間 (1)ヤコプ・シューベルトオーストリアTOP (2)アダム・オンドラチェコ42+- (3)コリン・ダフィー米国40+- (4)アルベルト・ヒネスロペススペイン38+- (5)ナサニエル・コールマン米国34+- (6)楢崎智亜日本33+- (7)ミケル・マウェムフランス23+- スポーツクライミング男子複合決勝、リードで懸命に登っていく楢崎(撮影・河野匠) スポーツクライミング男子複合決勝、リードで懸命に登っていく楢崎(撮影・河野匠) スポーツクライミング男子複合決勝、リードの後半でホールドをつかみきれず落下する楢崎(撮影・河野匠) リードで登っていくナサニエル・コールマン(ロイター) <決勝出場選手> バサ・マウェム (フランス)※棄権 アダム・オンドラ(チェコ) コリン・ダフィー(米国) アルベルト・ヒネスロペス(スペイン) 楢崎智亜(日本) ヤコプ・シューベルト(オーストリア) ミケル・マウェム(フランス) ナサニエル・コールマン(米国) ◆スポーツクライミング 東京五輪ではスピード、ボルダリング、リードの3種目複合で争う。スピードはホールド(突起物)の位置が国際統一基準で定められ、2人で高さ15メートルの壁を登るタイムを競う。ボルダリングは高さ4~5メートルの壁に多数のホールドが設置され、複数の課題(コース)に挑んで制限時間内の完登数を争う。壁の高さ12メートル以上のリードは制限時間内での到達高度が記録となる。複合の総合点は3種目の順位をかけ算して算出する。例えば、スピード5位、ボルダリング1位、リード3位ならば「5×1×3」で15点。点数の少ない方が上位となる。24年パリ五輪ではスピードが単種目になり、ボルダリングとリードの2種目複合が実施される。