東京パラリンピックが24日、開幕し、東京・国立競技場で開会式が開かれた。

入場行進で身長2メートル46センチのイランの英雄が目を引いた。シッティングバレーボールのエース、モルテザ・メフルザドセラクジャニで、16年リオデジャネイロ大会の金メダル獲得の原動力になった。競技では座ってプレーするが、開会式は左右の手でつえを突きながら立って行進。あのプロレスラーのジャイアント馬場さん(故人)より37センチも背が高いとあって、大きな国立競技場でもひときわ目立っていた。