なでしこジャパン(FIFAランク10位)は、女子英国代表との第2戦を0-1で落とした。

集中した守りで強敵相手に無失点を続けていたが、後半29分に、右クロスからFWホワイトのヘディング弾を浴びた。

日本は失点時、GK山下杏也加(25=INAC神戸)とMF中島依美(3=INAC神戸)がクロス対応で重なってしまった。

「(FWホワイトは)自分の見えないところ、後ろから入ってきた」と、相手エースの動きに対応できなかった山下。「疲労で空けてしまったスペースに入られた。相手がうまかった。トップの選手はやっぱり、試合を決められるんだなと(思った)。守備陣形も攻撃も甘かった」と反省しきりだった。

当該場面については「パンチングでリスクがないつもりで(ボールに対して)出たけれど、フリーで入られた。どう修正するか、今の時点ではアイデアがない」。映像を見て、研究を重ねるしかない。