E組3位の日本(FIFAランク10位)は、G組1位で前回大会銀メダルのスウェーデン(同5位)に1-3で屈し、敗退した。

日本は1次リーグ最終戦チリ戦から先発4人を入れ替え、同戦途中出場で決勝ゴールを決めた田中が先発した。

前半2分にヤコブセンにシュートを打たれたり、同3分にはペナルティーエリア左でFKを与えるなど、立ち上がりから日本は押し込まれる。同7分には相手CKからのシュートはいったんはね返すが、こぼれ球を拾われ、最後は左クロスからエリクソンの頭1つ抜けたヘッド弾で先制点を許す。同12分、ロルフォのミドルシュートはGK山下が好セーブした。

同16分、岩渕が日本1本目のシュートを放つが、これはGKに阻まれる。守る時間が長い中、ボールをつないで攻める形をつくろうとする。そんな流れから同23分、右サイドの連係から長谷川のクロスに田中が合わせて同点ゴールを決めた。同31分には田中がペナルティーエリア内で倒されたとして、いったんはPKと判定されたが、VARで取り消しとなった。

その後も高さとスピードのある相手の攻撃をしのぐ時間が続く。同34分、アスラニのシュートはGK山下が好捕した。

後半開始直後、日本は右サイドからの攻撃を仕掛け続ける。

だが、同8分にヤコブセンがスルーパスから、ブラクステニウスにニアサイドへのショートを決められ、2失点目となった。

さらに同23分にはペナルティーエリア内で三浦にハンドがあったとしてPK献上。GK山下は逆を突かれ、アスラニにPK成功を許してしまった。