森保ジャパンはPK戦の末にニュージーランドを下して、2大会ぶりの4強入りを決めた。GK谷晃生(20=湘南)が、相手2人目のPKを止めた。

延長戦開始からボランチとして途中出場したDF板倉滉(24=マンチェスターC)は、「ベンチスタートだったけど、チームがハードワークしているのが見えた。チームメートの頑張りを無駄にしたくなくて、勝って終わりたかった」と懸命に体を張った。

PK戦では、志願して2人目のキッカーを務めた。先攻だった相手2人目のキッカーが谷のセーブで失敗しており、プレッシャーのかかる場面だったが、「自分のキックに自信をもって、とだけ考えていた」。MF遠藤保仁をほうふつとさせる“コロコロPK”で、余裕をもって決めた。

次戦はDF冨安が出場停止で不在のため、板倉はセンターバックとしての先発出場が予想される。「今までどおり、チームのために、という思いでやるだけ。結果としてチームを助けて、決勝に進出できれば」と話した。