サッカー男子日本代表DF旗手怜央(川崎フロンターレ)が、メキシコとの3位決定戦を前日に控えた5日、オンラインで取材対応した。

準決勝での敗戦については「悔しいし、目指していたもの(金メダル)がもう目指せない。複雑」と素直な心境も口にした。しかし泣いても笑っても、このチームに残されたのはメキシコとの1試合。「本当、次でやらないと、一生後悔すると思う」と、気持ちを奮い立たせた。

チームは準々決勝のニュージーランド戦でも120分を戦った。その際はPKで勝利したが、スペイン戦と合わせて240分、得点を奪えていない。旗手はDF登録ながら、前線や攻撃でのプレーを得意とする選手。「攻撃陣の問題だと思うし、ゴールにこだわりたい」と言葉に力を込めた。