男子シングルスで、16年リオデジャネイロ五輪に続く2大会連続のメダルに挑む世界69位の錦織圭(31=日清食品)が、まずはダブルスで幸先のいい1勝をあげた。

3月以来のコンビとなったマクラクラン勉(29=イカイ)とのペアでストレート勝ち。錦織は「今まで(組んだ中で)1番良かった」と手応え十分だ。

昨晩の開会式は、テレビ観戦だった。「なおみちゃんを見るまで眠れなかった」。最後までしっかり見て、「(最終点火者は)なおみちゃんしかいないと思っていた。日本、そしてスポーツ界を象徴する選手。ふさわしかった」と、同じ日本のテニス選手として誇りに感じていた。

錦織は、25日の1番コート第4試合でシングルスに登場。第5シードで同7位の強敵、ルブレフ(ロシア)と対戦する。