世界王者ノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)が、男子史上初のゴールデンスラムを逃した。同5位のズベレフ(ドイツ)に6-1、3-6、1-6の逆転で敗れ、悲願の五輪金メダルはならなかった。

ジョコビッチは、今年の全豪、全仏、ウィンブルドンを制し、男子史上3人目の年間4大大会全制覇に王手をかけた。東京五輪も制していれば、男子史上初の年間5冠(ゴールンデンスラム)に王手をかけるところだった。

ジョコビッチは3位決定戦に回り、銅メダルをかけ同11位のカレノブスタ(スペイン)と対戦する。金メダルをかけた決勝は、8月1日に、ズベレフと同25位のハチャノフ(ROC)の間で行われる