17、18年世界選手権覇者で金メダル最有力の須崎優衣(22=早大)が準決勝で五輪3大会連続メダリストのマリア・スタドニク(33=アゼルバイジャン)に11-0で勝ち、7日の決勝に進出した。

23日の開会式では、バスケットボールの八村塁と選手団の旗手を務めた。153センチの小さな体でしっかりと日の丸国旗を掲げ、「金メダルを獲得するという目標に向かって8年間目指してきたので、目標の舞台で試合をさせていただけることに心から感謝しています。ここまできたら目標の舞台を思いっきり楽しみ、レスリングを楽しんで、私らしく強気で自分から攻めるレスリングで、絶対に金メダルを勝ち取りたいと思います」と決意していた。

この日は1回戦、2回戦と無失点のテクニカルフォール勝ちで圧勝。「1、2回戦で五輪の雰囲気だったりを感じて、この舞台で試合ができることに感謝の気持ちでいっぱい。ずっとこの舞台を目指してやってきたので戦えて本当に幸せです」と話した。