東京五輪レスリング女子57キロ級を制し、2連覇を飾った川井梨紗子(27=ジャパンビバレッジ)が結婚を発表した。27日、自身のインスタグラムで、「ご報告」と題し、「私事で大変恐縮ですが、このたびかねてよりお付き合いしていた方と入籍いたしました」と報告した。

お相手は元レスリング選手で、男子フリースタイル65キロ級で19年全日本選抜選手権7位などの実績がある金城希龍(28)。沖縄県出身で、浦添工高から国士舘大に進学し、現在は自衛隊に属していた。

「リオオリンピックからの5年間、お互い選手として同じ志を持ち、刺激を与え合い、良い時も悪い時も傍で支えてもらいながら過ごしてきました。私がオリンピックの舞台に立つまでに、家族同様欠かせない存在となり、これから先も一緒に居たいと思うようになりました。彼自身のオリンピック出場は叶いませんでしたが、彼の人柄や、レスリング、仕事に対する姿勢、熱意を心から尊敬しています」と夫への思いを記した。

16年リオデジャネイロ五輪では女子63キロ級で金メダル。東京五輪では、62キロ級で金メダルとなった妹の川井友香子(23=ジャパンビバレッジ)との姉妹同時金メダルを達成していた。