DeNA松尾汐恩からデートのお誘い? 巨人浅野と「今度一緒に」行き先は…

DeNAドラフト1位ルーキーの松尾汐恩捕手(19)が、プロ1年目のイースタン・リーグの全日程を終え、インタビューに答えました。104試合に出場し、打率2割7分7厘、7本塁打、51打点。打率はリーグ5位、95安打は同2位で、9月6日のヤクルト戦ではサイクル安打を達成しました。自身の収穫と課題を挙げながら、高校日本代表のチームメートだった巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18)への思いも語りました。

プロ野球

◆松尾汐恩(まつお・しおん)2004年(平16)7月6日、京都・精華町生まれ。川西小1年で野球を始める。精華中では京田辺ボーイズに所属し、ボーイズ日本代表選出。大阪桐蔭では2年春から4季連続甲子園出場。甲子園通算39打数15安打、5本塁打、14打点。22年ドラフト1位でDeNA入団。今季イースタン・リーグ104試合に出場し、打率2割7分7厘、7本塁打、51打点。優れたバットコントロール、パンチ力も秘めた打撃は魅力にあふれ、打率は同リーグ5位にランクイン。95安打は同2位。フレッシュ球宴では「3番捕手」で1安打。6月には出場はなかったものの、2試合1軍登録された。178センチ、78キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1100万円。

バウアー&今永とバッテリー

――1日のロッテ戦で今季のイースタン・リーグの全日程が終了した。試合の中での収穫は

松尾一番大きいのは、守備の部分です。(バッテリー担当の)鶴岡コーチとずっと毎日やってきたことっていうのはありますし、入ってきたころと比べると、だいぶ成長できたのかなと思います。

――2軍戦ではサイ・ヤング賞を獲得したトレバー・バウアー投手、今永昇太投手とバッテリーを組んだ

松尾それも、やっぱり自分の大きな財産になった部分はあります。

イースタン・リーグでロッテの攻撃を無失点に抑えトレバー・バウアー(右)とタッチ=2023年4月

イースタン・リーグでロッテの攻撃を無失点に抑えトレバー・バウアー(右)とタッチ=2023年4月

――打撃の方は

松尾最初は強く振れなかったんですけど、ちょっとずつ強く振れるようになってきたり、ボールの見極めもだんだんと良くなってきているので、成長できてる部分はあります。

――来季に向けた課題は

松尾打球速度であったり、スイングスピードっていうところにこだわっていきながら、コンタクト率をしっかり1年間維持できるようにっていうところを意識してやっています。

1軍に合流し、先輩たちの立ち居振る舞いを学んだ(左)=2023年6月

1軍に合流し、先輩たちの立ち居振る舞いを学んだ(左)=2023年6月

祐大さん、とばさん、梅野さん

――9月6日のヤクルト戦ではサイクル安打を達成した

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。