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あの「キムタク」君が競馬学校へ入学

09年11月、ジョッキーベイビーズ決勝を制しガッツポーズする木村拓己くん
09年11月、ジョッキーベイビーズ決勝を制しガッツポーズする木村拓己くん

 夢が、動きだした。JRAは29日、13年4月入学予定の競馬学校騎手課程32期生の合格者7人(男子6人、女子1人)を発表。応募者153人の難関をくぐり抜けた未来の名手たちが、16年の騎手デビューを目指す。木村拓己君(15)は全国ポニー選手権「ジョッキーベイビーズ」の第1回(09年)優勝者。自身の夢のため、そして同大会の意義を高めるため、気持ちを新たに新天地へ羽ばたく。

 秋空の東京競馬場を先頭で駆け抜けた少年が、大きな1歩を踏み出した。第1回ジョッキーベイビーズ優勝者、木村拓己君のもとに29日、合格を告げる封書が届いた。今年7月の国体馬術競技北海道ブロック大会、少年貸与馬障害飛越競技で優勝。中学3年生ながら北海道代表に選出され、10月の岐阜国体でも団体貸与馬障害飛越少年の部5位入賞を果たした実力者だ。

 北海道・浦河町で育成牧場「NO・9ホーストレーニングメソド」を経営する父の忠之さん(44)は「やっとスタートラインに立ったところなので、これからが本番だと思います。気を引き締めて3年間を送ってほしいですね」とエールを送る。小学1年から浦河ポニー少年団で乗馬を始めた息子の歩みを加速させたのは、中学1年のころ。乗用馬と施設を用意し、朝カイバと厩舎作業を行ってから学校に行き、帰宅後にも夕カイバをつける生活を教えた。小学5年から始めた、JRA浦河少年団での練習も怠らなかった。楽しさだけでなく、職業としての厳しさも十二分に伝えてきた馬ひとすじの日々。その上で、息子は「騎手になりたい」と言った。

 夢を現実にする3年間。強い意志で臨む。父は「ジョッキーベイビーズ最初の優勝者として、まずは自分が合格しないと後が続かないという強い思いがあったようです」と振り返る。今週日曜の第4回大会には弟の和士君(13)が北海道代表として参戦予定。自身の歩みが後輩の道をつくる状況は理解している。今後は第1回大会のスターターを務めた元騎手の小林淳一教官(39)のもとで腕を磨く。今度はプロとして、再び東京競馬場に立つ瞬間を夢見る。【松本岳志】

 ◆ジョッキーベイビーズとは 09年から開始した、JRAが主催する全国ポニー競馬選手権。小学1年以上中学1年以下の子どもたちで行われる。JRAが指定した全国数カ所の予選上位入賞者が11月初旬の東京競馬場に集結。昼休み時を利用して、芝コースの直線400メートルで行われる。今年の決勝大会には6地区8人が出場予定。

 [2012年10月30日8時44分 紙面から]




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