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競馬学校の徹底した自己管理にビックリ

薮田教官の指導のおかげで、無事に乗れました
薮田教官の指導のおかげで、無事に乗れました

 3月は競馬サークルにとって新たな始まりの月。競馬学校を卒業した3人の新人ジョッキーがデビューする。数こそ少ないが最近の中では粒ぞろいと称される24期生。彼らはJRA競馬学校(千葉県白井市)で、どんな毎日を送っていたのだろうか? 現在、騎手に向けての訓練を積んでいる26期生の1日に密着した。【構成=鈴木良一】

 自分の高校時代はどうだったか? 競馬学校26期生の取材で、反省の念に襲われた。そこには徹底した自己管理が要求されている。

 学校の朝は検量から始まる。体重管理は騎手としての基本。毎日の記録を見ると体重は44~47・5キロの範囲内でほぼ横ばい、体脂肪率は8人中7人が1ケタだ。「体重のブレは心のブレなんです」。体重100キロ超、体脂肪率30%台。ダブついた自分の腹回りに、寮監さんの言葉が痛かった。

 体重管理といえば食事。彼らと同じものを食べたが、想像以上にボリュームがあった。午前に実技訓練が集中。朝からしっかり食べないと体力が続かない。ボーッと訓練を眺めていただけの私は、昼食時にも空腹感を覚えなかったほど。この日の昼食は焼ビーフン。加藤栄養士によると「体重に合わせ、めんを食べずに、野菜だけを食べる子もいる」という。やはり、自分の体は自分で管理する。

 入学してもうすぐ1年の26期生。乗馬未経験で入学した川須栄彦くん(16)は「入学1カ月ぐらいは不安ばかり。でも、先生の言うことをしっかり聞いたら、乗れるようになってきた。今では馬に乗るのがすごく楽しい」という。以前に高校球児の取材をしたことがあるが、同世代でも、彼らよりしっかりしている印象だ。すでにプロと同様の自己管理を要求されている。厳しい世界の一面を垣間見た気がする。

 余談だが、今回、34年の人生で初めて馬にまたがった。馬の上は思っていた以上に高くドキドキしたが、丁寧に指導していただき、何とか落馬せずに帰ってきた。薮田教官から「初めてにしては姿勢がいい」とお褒めの言葉をいただいたことだけは、忘れずに記しておきたい。

[2008年2月26日8時24分 紙面から]

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