<高校サッカー:京都橘2-0市船橋>◇5日◇準々決勝◇駒沢

 夏の総体王者の市船橋(千葉)が、2年ぶりの国立切符を逃した。

 0-0の後半5分、京都橘のU-18日本代表FW小屋松に先制ゴールを許すと、同26分にもゴールを奪われた。

 スピードを警戒していたが、止められなかった。DF磐瀬剛(3年)は「思った以上に速かった。相手が上でした」と敗北を認めるしかなく、スタンドの応援団に向けて涙ながらに深々と頭を下げた。