<高校サッカー>◇準決勝◇11日◇国立

 初優勝を目指す富山第一と星稜(石川)が13日の決勝に進出した。ともに県勢初の決勝で、史上初の北陸勢対決となった。

 富山第一は四日市中央工(三重)との2-2からのPK戦を5-3で制した。PK戦で5人全員が成功し、途中出場のGK田子が相手のキックを1本止めた。

 前回大会4強の星稜は好機を着実に生かして後半に3ゴールを重ねるなど、今大会3得点のFW小屋松を擁する前回準優勝の京都橘を4-0で下した。星稜は初戦の2回戦から4試合連続無失点。

 決勝は13日午後2時5分から、2020年東京五輪のメーンスタジアムとして改築工事に入るために最後の開催となる国立競技場で行われる。