<高校サッカー:富山第一3-2星稜>◇13日◇決勝◇国立

 富山第一のスーパーサブ、FW高浪奨(3年)が値千金の追撃弾を挙げ、チームを劇的な逆転劇へと導いた。

 後半14分から途中出場。「試合に出たら必ずゴールを決める」という意気込みでピッチに立つと、試合終了間際の同42分に左からのパスを受けて貴重なゴールを突き刺した。

 その後、チームは同点、そして延長での逆転へとつなげただけに「絶対得点しようと思っていた。自分は絶対取るという気持ちを持っていた。優勝の実感はまだわかないです。本当にすごいことだとは思うんですけど…」と笑みを浮かべていた。