<高校サッカー:日章学園0-0(7PK6)東福岡>◇3日◇3回戦◇浦和駒場
鵬翔に続いて宮崎県勢2連覇を狙う日章学園が、PK戦(7-6)で優勝候補の東福岡を下し、10年度以来2度目の8強入りを果たした。大会屈指の豊富な運動量に支えられたコンパクトな組織守備で、タレント軍団の猛攻をはねのけた。
初Vへの執念だった。2回戦まで2戦9得点の破壊力を誇る東福岡に約3倍の16本のシュートを浴びた。だが耐えた。後半27分、170センチの小兵GK永本が2度の手術でいまだ違和感が残る左手1本で阻止した好セーブだけではない。守備陣もシュートコースに果敢に飛び込み体を張ってゴールを死守。終了間際、MF菊池主将が足をつって途中交代。攻守のハードワークで、最後まで主導権を渡さなかった。
PK戦も勢いのままだった。早稲田監督に「80分頑張ったのに中途半端に終わるな。自信を持って蹴れ」と送り出され、奮い立つ。昨年の県大会準決勝でも鵬翔をPK戦で撃破。大会史上最多となる4度のPK戦で日本一になったライバルに勝った自信もあった。GK永本は「鵬翔が優勝できたなら、自分たちもできる」と気合。まずは過去最高位の8強超えへ、5日の準々決勝、富山第一戦に全力を注ぐ。【菊川光一】



