なでしこリーグ・アルビレックス新潟レディースのMF阪口萌乃(25)が3日、19年女子ワールドカップ(W杯)フランス大会予選を兼ねた女子アジア・カップ(6~20日、ヨルダン)に出場する日本代表に追加招集された。阪口は初のなでしこジャパン入り。5日に現地でチームに合流する。

 「ずっと代表入りを目指していた。不安はあるけど、試合に出たら力を出し切りたい」。阪口は初招集を素直に喜んだ。3日は予防接種を受けるなど慌ただしく準備した。午後5時からの新潟の練習にも参加。戦闘態勢は整った。

 今季はリーグ戦2試合で2得点。サイドハーフとして、豊富な運動量と攻撃力を発揮中だ。代表でのポジションは2月の代表候補合宿で試されたボランチの可能性が高い。

 「ゴールにつながるプレーをしたい。ボールに多く触って、チャンスがあれば前に出る」と目指すプレーのイメージはできている。そして「まず試合に出たい」。W杯出場をかけた大舞台に臆せず挑む。