ドイツ2部デュッセルドルフに所属する日本代表FW宇佐美貴史(25)とFW原口元気(26)が9日、練習後に取材に応じた。

 ハリルホジッチ監督が解任されたことを受け、宇佐美は「全く聞かされていなかったので、急だなというのが最初に思ったこと」。

 原口は「悔しい思いがある。信頼して使ってもらっていたので、できるなら彼と(W杯に)行きたかった。でも決定するのは上なので、僕らはプレーするしかないし、監督が変わってしまってもW杯に行きたい思いは変わらない」と素直な気持ちを話した。

 2人ともハリルホジッチ監督の申し子として左サイドを支えてきた。宇佐美は「最初に代表に呼んでくれて、代表へ導いてくれた人。代表に入って自分自身、意識が変わったり、先を見せてくれた監督だったので、残念ではある。でもサッカーはそういう世界なので。大事なのは続けていくこと。個人個人が頑張っていくこと以外にない」。原口も「いろんな可能性を探ってくれた。ボランチやトップ下で使ってくれたり。最後のベルギー遠征でしっかり結果を残せなかったのは僕自身すごく悔いが残る」と唇をかんだ。