日本協会は18日、9月5日のキリンチャレンジ杯(カシマ)の対戦国がパラグアイに決定したと発表した。パラグアイはFIFAランキングこそ日本代表の28位を下回る36位だが、日本が1次リーグで敗退した6月の南米選手権(ブラジル)で8強。

9月10日に同ランキング138位のミャンマーとの22年W杯カタール大会アジア2次予選初戦(アウェー)前に南米の強敵との一戦を組んだことに、都内のJFAハウスで対応した田嶋幸三会長(61)は「森保監督の希望でもあったということ。ミャンマー戦の前に強いチームとやることがいいかどうかは別として、強いチームとやることでチーム力が上がる」と説明した。

17日のW杯アジア2次予選の抽選後に森保監督が「勝ち抜くことはもちろんですけど、チーム、個人のレベルアップもできるようにしっかり戦いたい」と示した指針通り、長期的なレベルアップを図る。