東京A代表の国学院久我山が、PK戦を制して16強入りした。

 後半36分までに2点を先行したが、2得点目の直後に失点し、後半ロスタイムの最後のワンプレーでさらに失点した。PK戦では1年生GK平田周が相手キックを2本はじくなどで、逃げ切った。

 平田は「最後に追い付かれて開き直るのは難しかったけど、勝つことだけを考えた」と話した。

 次戦に勝てば、初の全国8強で、就任1年目の清水恭孝監督(43)は「守備の強化をはかってきたけれど、2失点は反省しないといけない。昨年の大会はベスト8をかけた戦いで悔しい思いをした。みんなで新しい歴史をつくりたい。僕自身がそれにかかわることができたらうれしいです」と話した。