アルビレックス新潟は0-1で大宮アルディージャに敗れ3連敗。順位は最下位の18位で、5月の札幌戦の勝利を最後に、これで10戦未勝利になった。後半28分、大宮のFW江坂任(25)にボレーシュートを決められた。江坂には前回対戦でも2得点され、1-2で敗れた。天敵にまたしてもゴールを奪われた。

 どうしても勝ちたい試合を落とした。大宮はこの試合前の勝ち点16で16位。新潟との勝ち点差は7だった。ともにJ2降格圏。残留を争う直接対決を制することで、勝ち点差を縮めたかったが、逆に離された。

 得点の気配はあった。前半4分、MFチアゴ・ガリャルド(28)のスローインからFWドウグラス・タンキ(23)がシュート。右コーナーキックをタンキがヘディングで狙う。だが、どちらも大宮のGK加藤順大(32)に阻まれた。後半17分にはMF矢野貴章(33)のヘディングシュートがゴールマウス直前でブロックされる運のなさも。

 これで3試合連続無得点。ゴールまでの遠さは、勝利につながらない現実を表している。