8位浦和レッズはアウェーで6位ジュビロ磐田と対戦し、1-1で引き分けた。前半に先制を許したが、後半34分にFW興梠慎三(31)が同点ゴール。その後も攻勢を強めたが勝ち越しはならず、勝ち点1を分け合った。中2日で迎える天皇杯準々決勝ではリーグ首位の鹿島アントラーズと対戦する。

 FW興梠が得点ランキング単独トップに立つ今季17点目を決めた。MF青木の浮き球パスに反応し、DFラインの裏を抜けてペナルティーエリア内へ進入。頭で合わせて流し込んだ。好調を保っているが、引き分けという結果に「非常に悔しい」と笑顔はなかった。天皇杯では古巣の鹿島が相手となる。「厳しい戦いになると思うが、先制して試合を優位に進めたい」と意気込んだ。