アビスパ福岡が3-1で横浜FCに逆転勝ちし、3連勝でJ1自動昇格圏の2位をキープした。

 前半25分に先制を許したが、後半11分に途中出場したFW石津大介(27)が右足で直接FWを決めて追いついた。同29分には途中出場のチーム得点王FWウェリントン(29)が豪快に右足を振り抜き同点に。同35分にもPKを左隅に落ち着いて決めて、勝利に貢献した。

 前節9月30日の山口戦でベンチ外だった悔しさを晴らした石津は「自分でもらったファウルでしたし、距離的にも壁を越えて振り抜ければ入ると思った。悔しい思いもあったので、入ってよかった」と同点弾に会心の表情を見せた。

 ボランチで攻守を支えたMF亀川諒史(24)も「逆転できたのは力のある証拠。チームとして最高の勝ち方だったと思う。1試合1試合、トーナメントの気持ちでやっていきたい」と、J1復帰へのラストスパートに意気込んだ。