ガンバ大阪長谷川健太監督(52)が、欧州遠征中の代表組4人を次節川崎フロンターレ戦(18日、等々力)で起用する方針を明かした。

 10日は大阪・吹田市内で約1時間半練習。今回の代表にはGK東口、DF三浦、MF倉田と井手口の4人が招集されているが「(フィールド選手は)中盤2人とセンターバックと肝な選手。何にもなければ普通に使う」と断言した。

 チームは現在公式戦10試合勝ちなし。FW陣は長沢、アデミウソン、ファン・ウィジョと負傷者が相次いでおり、川崎F戦で若手の台頭も期待される。この日はセットプレーの練習で、通常のキッカーMF遠藤、DF初瀬に加えてMF井出と中原も蹴った。指揮官は「いろんなキッカーを発掘したい。何があってもいいように。井出はいいボールを蹴るので面白いかな、と思う」と、勝利のために試行錯誤を続ける。