UAEで開催中のクラブW杯(ワールドカップ)に参加している、浦和レッズDF宇賀神友弥(29)が故郷で自身が主催した少年サッカー大会へ思いをはせた。

 9日に埼玉・戸田市で「UGAJIN CUP」の第1回大会が行われ、同市内の少年団など男女12チームが参加した。戸田市出身唯一のJリーガーである宇賀神はエリート街道ではなかったが、浦和の主力にのし上がった。主将マークを巻いた経験から、子どもたちに夢を与えたい気持ちが強まったといい、「夢を持ち続け、将来1人でも多くのプロサッカー選手が戸田市から出てほしい」と願った。(アブダビ=岡崎悠利)