清水エスパルスは9日、DF鎌田翔雅(28)が右ひざ前十字靱帯(じんたい)損傷で、全治7カ月の見込みと発表。8日に静岡市内の病院で手術を受け、診断された。

 鎌田は途中出場した11月26日ホーム新潟戦(2-3)の後半24分、接触プレー後に着地をした際、右ひざをひねっていた。1度はピッチに戻ったが、同31分に再び倒れ込み、担架に乗って引き揚げた。12月5日の全体練習の最終日には、松葉づえをつきながらクラブハウスを訪れていた。

 昨年は、4月9日C大阪戦で左ひざ前十字靱帯を損傷し、全治6カ月と診断されていた。昨季終盤に復帰すると、今季はチーム内で5番目に多い29試合に出場。J初得点を含む2得点を挙げてチームに貢献していた。2年連続の大ケガを乗り越え、来季中盤以降の復帰を目指すことになる。