J1横浜F・マリノスは7日、今季の主将に元日本代表DF中沢佑二(39)が就任することを発表した。横浜では07年以来、3度目の主将就任となる。

 中沢はクラブを通じてコメントを発表し「キャプテンに任命されて、とても光栄です。キャプテンという肩書を持ちますが、自分らしく、自然体でいきたいと思います。明るく、時には厳しく1日1日を大切に過ごしていきたいと思います」と意気込んだ。また、副主将にDF栗原勇蔵、MF中町公祐、GK飯倉大樹、MF喜田拓也が就任することも同時に発表しており、これには中沢も「副キャプテンには勇蔵、マチ、大樹、キー坊がいるので安心してキャプテンを務めることができます」とコメントした。

 中沢は02年に横浜に加入し、今年で17年目のシーズンを迎える。25日は大台となる40歳の誕生日で、今季限りでの現役引退も明言している。そんなラストシーズンでの主将就任に気合をみなぎらせている様子で、コメントの最後には「キャプテン」の5文字の縦読みで「キ 気炎万丈、ャ やるしかない、プ プロ生活20周年、テ 天下獲ります、ン ンフフフフ」と添えた。

 横浜は今季から元オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー氏を新監督に迎えて新たなスタートを切った。主将をめぐっては、11年から16年まで務めていたMF中村が昨オフにジュビロ磐田へ移籍。中村から主将を引き継いだMF斎藤も今オフに川崎フロンターレへと移籍し、後任が注目されていた。