川崎フロンターレが2連勝を飾った。

 個人技に優れる川崎Fが前半からパスワークで翻弄(ほんろう)し、ポスト直撃シュートなど主導権を握った。サガン鳥栖はFW小野裕二(25)の弾丸ミドルなどで打開を試みるがかみ合わない。川崎Fの一方的な展開ではあったが、両チームともに決定機に恵まれず0-0で折り返した。

 後半の川崎Fは流れを変えるべくスタートからけがから復帰の日本代表FW小林悠(30)を投入した。躍動感が生まれ同11分、MF阿部浩之(28)がリーグ初得点となる先制点を決めた。同22分には、FW小林が左クロスをヘッドで決め点差を広げた。

 鳥栖は泥沼の5連敗となった。