北海道コンサドーレ札幌が逆転勝ちで2試合ぶりに勝ち点3をつかみ、クラブのJ1最長を更新する「7試合負けなし」となった。

 0-1の後半4分、左サイドのDF福森からのアーリークロスをペナルティエリア右で受けたFW都倉が、切り返し、利き足とは逆の右で同点ゴール。21分には敵陣左サイドで相手パスをカットしたMF菅がドリブルで持ち込み、ゴール前に絶妙なマイナスのクロス。走り込んだDF進藤がダイビングヘッドで勝ち越し点を決めた。

 お立ち台に立った進藤は「雨のなか来たサポーターを、ぬれたまま帰すわけにはいかないと思った。次も勝ちたいと思います」と喜んだ。

 チーム誕生の96年と97年のJFL時代、不敗で当時のJリーグ昇格を決め、サポーターが「聖地」と呼ぶ札幌厚別では、J2を含めるとリーグ戦8連勝となった。