川崎フロンターレが2連勝を飾った。鳥栖を個人技に優れるパスワークで翻弄(ほんろう)。

 前半は0-0で折り返したが、後半はテンポの速さで力の差を見せつけた。流れを変えるべく、スタートから3戦ぶりにけがから復帰の日本代表FW小林悠(30)を投入。

 攻撃が活性化された同11分、MF阿部浩之(28)がリーグ初得点となる先制点を決めた。同22分、左クロスをヘッドで決めて点差を広げた小林は「(前節の)鹿島に勝った勢いがある中、自分と阿部ちゃんが決めたのは大きい。重要なゴールだった」と喜んだ。