名古屋グランパスは94年以来、24年ぶりの7連敗となった。

 FW佐藤寿人(36)が今季リーグ戦初先発したが、前半44分にカウンターから先制点を献上し、1点ビハインドで折り返した。

 風間八宏監督(56)は後半開始から佐藤に替えてFWジョー(31)を投入。ハイボール主体の攻撃で押し込むも、同25分に失点。セットプレーから1点返したが、終盤に3失点目を喫した。

 試合後、サポーターから大ブーイングを浴びせられた選手たちはうつむいたままピッチを後にした。J1復帰初年度の今季は開幕から3戦負けなし(2勝1分け)と好スタートを切ったが、まさかの大失速。

 FW佐藤は「結果が出ていないが、風間さんがやろうとする質の高いサッカーを追及していくだけ。次はきっかけとなる試合にしたい」と連敗ストップを誓った。