ベガルタ仙台の渡辺晋監督(44)が大逆転進出へ、「ナベのカーテン」を敷いた。チームは8日、仙台市紫山サッカー場で今日9日のルヴァン杯プレーオフステージ第2戦、ホーム湘南ベルマーレ戦へ向け、非公開練習を行った。アウェーでの第1戦を0-3で落とし、ノックアウトステージ進出には、無失点で3得点以上が突破の最低条件となる。厳しい戦いが予想され、戦術的な情報を遮断した格好だ。

 非公開練習は、宮崎・延岡キャンプ最終日にリーグ開幕戦(柏に1-0で勝利)を見据えた練習試合で行って以来。渡辺監督は「サポーターには申し訳なく思うが、いい準備ができました。ドラマを起こしてみせます」と手応えを口にした。