ジュビロ磐田MF山田大記(29)が、亡き恩師にささげる活躍を誓った。

今月10日、明大時代に総監督として指導を受けた井沢千秋さんが、69歳で亡くなった。藤枝東の後輩にもあたる山田は、18日に通夜に参列した。「サッカー選手としてだけでなく、1人の人間としての在り方を教わりました。よく声もかけてもらい、本当にお世話になりました。すごく残念です」。

20日は、明日22日のホーム横浜F・マリノス戦(午後4時、ヤマハ)に向けて磐田大久保グラウンドで約1時間半の調整に励んだ。雨の中、居残りでシュート練習にも打ち込んだ。「活躍する姿を見せて、井沢さんに喜んでもらいたい」。その上で「チームとしても勝利が大事。頑張ります」と言葉に力を込めた。【前田和哉】