湘南ベルマーレがルヴァン杯初優勝を飾った。初めて進んだ決勝で横浜F・マリノスを1-0で破った。J1昇格4度、J2降格4度の「エレベータークラブ」が、経営危機や主力流出といった苦難を乗り越え、タイトルにたどり着いた。優勝賞金は1億5000万円。

◆湘南ベルマーレ 1968年(昭43)に栃木県で藤和不動産サッカー部として創部。72年から日本リーグ1部。75年にフジタ工業と改称し、練習拠点を神奈川県平塚市に移転。70年代後半に日本リーグ3度、天皇杯2度優勝の黄金期を築く。90年にフジタ、93年にベルマーレ平塚と改称し、同年のJFL優勝でJリーグ入り。00年から現チーム名。チーム名の由来は湘南の美しい海をイメージしたラテン語のベラム(美しい)とマーレ(海)を組み合わせた造語。クラブマスコットは「キングベル1世」。ホームタウンは神奈川県茅ケ崎市、平塚市、藤沢市など9市11町。