悲願のアジアタイトルを懸けたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝でペルセポリス(イラン)との第1戦に臨む鹿島アントラーズの大岩剛監督は2日、会場のカシマスタジアムで会見し「まずは自分たちの積極的な姿勢、アグレッシブな姿勢をホームでしっかりと見せる。180分の中の90分ですが、ホームでやれる利点を生かして、無失点で勝利するというゲームを目指したい」と抱負を語った。

ペルセポリスはイランの国内リーグ9試合でわずか3失点と、堅守を誇る。大岩監督は「非常に組織立った、規律ある守備が堅いチーム。ただ、ウイークポイントがないわけではなく、実際に自分たちも手にしている。しっかりとウイークポイントを突いていく、ホームでしっかりと得点を取る、無失点に抑えて複数得点を取る、という目的を目指して戦っていきたい」と話した。

同じく会見に臨んだDF昌子源は「節目の20冠も鹿島としては懸かる。大事な20冠目をACLのタイトルを懸けて戦えるというのは、自分の中でも、鹿島にとっても運命じゃないかと思っている。必ず頂点に立ちたいという気持ちをチーム全員、ファミリー全員が持っているので頑張りたい」と意気込んだ。