8点差以上で負けなければ残留という優位な立場にいた横浜F・マリノスは、セレッソ大阪に逆転負けしたが、12位で残留を果たした。

後半37分にはベテランDF中沢佑二が途中出場。8月15日名古屋戦以来、13試合ぶりのピッチに立った。40歳となる今季を集大成と位置づけていたが、左膝痛などにも苦しみ、約6年間続けていた連続試合出場などの記録が8月でストップ。「けがもあって満足のいくシーズンではなかったが、改めて試合っていいなと思った。マリノスのユニホームを着てサポーターの前でプレーする幸せを感じた」と話した。

ピッチ上でMF扇原からキャプテンマークを受け取ると、スタジアムは拍手と大歓声に包まれた。去就が注目される来季については「それは、まずはマリノスが考えること」と多くを語らなかった。