4年連続29回目出場の富山第一が5年ぶり3回目出場の西京(山口)に辛勝し、1月2日の2回戦に駒を進めた。

富山第一は前半8分にFW佐々木大翔(3年)がこぼれ球を押し込んで先制すると、後半11分にもFW佐々木が右足で追加点。その楽勝ムードから一転、同28分過ぎに連続失点であっさり追い付かれ、ロスタイムに突入した。

同3分に途中出場のMF高木俊希(2年)が頭で押し込み逃げ切ったものの、大塚一朗監督(54)は「初戦は苦しいと思っていたが、何度来ても苦しいよね」と苦笑い。「裏を狙って、こぼれ球を取り、しっかり押し込む形で点を取りたかったから、逆に安心したかもしれない。後半は1つ失点でガラリと変わった」と反省した。